データ 1 エスウッド畳 吸放湿量測定試験結果(岐阜県生活技術研究所調べ) |
【試験方法】
吸放湿測定(詳細な方法は、当事者間協議による)試験体を表面・裏面とも、約180X180oの開口部を残してアルミテープでシールした。試験体を23℃・33%の恒温恒室器で24時間放置後、質量を測定した。(初期値)
その後、
ステップ1→23℃93%の条件下で24時間保持
ステップ2→23℃33%に条件を変え24時間保持。重量測定は各ステップで、0、0.5、1.2、4、8、12、24時間後とし、質量は0.001gまで測定した。試験体は、3片とした。
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単
位
g |
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単位:時間 |
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□ 桧ムク材 ■ エスウッド畳 |
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右図は、エスウッド畳と12m/m厚桧ムク材の吸放湿量測定試験結果比較(岐阜県生活技術研究所調べ)です。
グラフは、エスウッド畳の吸放湿能力が12m/m厚板桧ムク材の2〜3倍あることを示しています。
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データ 2 エスウッド畳のホルムアルデヒド放散量(岐阜県生活技術研究所調べ) |
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【試験方法】 |
JISA1460デシケータ法 |
[参考]ホルムアルデヒド表示基準 |
表示記号 |
平均値 |
最大値 |
F☆☆☆☆ |
0.3 |
0.4 |
F☆☆☆ |
0.5 |
0.7 |
F☆☆ |
1.5 |
2.1 |
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【試験結果】 |
0.0mg/l (F☆☆☆☆相当) |
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注: この理想的なエスウッド畳は、異業種交流会「岐阜県イチイプロジェクト」の技術融合から生まれたエスウッド成形技術を用いて作られています。新素材エスウッドは、当初間伐材の活用を目的とする国産初のストランドボードとして誕生しましたが、そこで使用されている接合剤(ノンゲル)は、全ゆる植物素材を、本来の物性と質感を全く損なうことなく有用な生活資材に成形できる優れものです。ノンゲルで製作された「草木ボード」は、環境と人に対して抜群の安全性を実現するとともに、製品の密度や強度や材料配合を自由に設計することによって、自然素材を存分に活かして、適切な調湿性・断熱性・吸音性・衝撃吸収力などの多面的な働きを発揮することができるのです。この世界オンリーワンの技術を用いることで、イグサの空気浄化能力と、杉樹皮タンニン成分の抗菌性能を活かした理想の畳床=エスウッド畳床=が誕生したのです。 |