エコデザイン(ECO Design)

エスウッドウォール(ロング)は、国産針葉樹合板の基材に桧エスウッド(ストランドボード)を積層したロングタイプの新製品です。エスウッドが持っている環境へのやさしさをそのままに、施工性とコストパフォーマンスを一段と向上させました。

エスウッドフロアー(ロング)は、国産針葉樹合板の基材に桧エスウッド(ストランドボード)を積層したロングタイプの新製品です。エスウッドが持っている環境へのやさしさをそのままに、施工性とコストパフォーマンスを一段と向上させました。
 表1 エスウッド物性データ (Data)
(岐阜県生活技術研究所 平成13年6月14日 回答)
1.新素材「エスウッド」誕生の意味
@「エスウッド」は、構造用の木質ボードを製造する上で免れ難い、合成樹脂系接着剤によって木質エレメントを固めるという成形メカニズムを回避し、内装用・化粧用に特化した木質ボードである(表1参照)。
A「エスウッド」を構成しているストランド(木削片)のサイズは、0.4厚×20mm×25mmと従来型OSB(オリエンティッド・ストランド・ボード)に比べて極めて 小さく、その配列はオリエンティッド(配向性)ではなく、ランダムである。

2.接着剤で固めない木質ボード
「エスウッド」は、熱可塑性の水溶液である「ノンゲル」バインダーをストランドに塗布し、高温高圧でプレスして成形する。
「ノンゲル」は、文字通り被着材に塗布してこれを放置しても、長時間にわたり硬化することのない特異なバインダーである。塗布された「ノンゲル」に含まれ ているポリエチレングリコールが、木材自身の成分であるリグニンやヘミセルロースを可塑化すると共に、もう一つの主要成分である撥水性ラテックスが、熱 圧時に木材の細胞壁とよく馴染むようになり、可塑化された細胞中に拡散して混じりあう。
そして、この加熱融合した複合体が、温度の低下と共に固化するこ とによってボードが出来上がる。従来の接着剤とは全く異なる成形のメカニズムによって、調湿性、断熱性、吸音性など、多くの点で、限りなくムクの木材に近い物性を有しながら、同時にム クの木材によっては表現できない形状と意匠性を持つ、新しいエンジニアリングウッドの誕生となった(注1)
検証内容 桧エスウッド 規格値
厚さ 12m/m厚試験片 12.7m/m厚以下
密度 0.75 0.4〜0.9
含水率 5.5 5〜13%
曲げ強さ
  kgf/cm2
263.1 178以上
241.9 107以上
吸水厚さ膨張率(%) 23.8 25以下
剥離強さ(kgf/cm2) 5.3 3.1以上
3.環境と健康へのこだわり
「エスウッド」を他に類を見ない魅力ある製品とするために、
製造→使用→廃棄の全てのサイクルでの環境負荷の低減と、シックハウス問題への徹底した対 応に努めてきた(注2)。
有害化学物質の放散は極めて少なく(注3)燃えてダイオキシンが発生することもない(表2)。又誤って幼児がなめても安全性が高 いという分析結果も得た(欧州規格「玩具の安全」をクリアー)。
そして、何よりも重視したのは、数値を超えて人間の五感に優しく、暖かく馴染んでくれる、生 物素材としての親和性だった。
分析成分 分析資料採取量 ガス発生率(%)
硫黄酸化物 217.0mg 不検出
塩化水素 217.0mg 不検出
窒素酸化物率 197.1mg 0.39
注1 <エスウッドの熱伝導率>日本建築総合試験所 2001年6月14日回答 熱伝導率λ[W/(m・k)]0.099
注2 エコマーク認定第0115023号、岐阜県廃棄物リサイクル製品認定第76号
注3 2003年6月11日付けで、F☆☆☆☆規定に適合するとの国土交通大臣認定を取得(認定番号MFN-0066及びMFN-0067)。
注3 注3 2003年6月11日付けで、F☆☆☆☆規定に適合するとの国土交通大臣認定を取得(認定番号MFN-0066及びMFN-0067)。
2003年7月、シックハウスを考える会の対策建材・資料データベース登録済
 
    2003年7月、シックハウスを考える会の対策建材・資料データベース登録済 
 エコライフグッズ(ECO Life Goods)
エスウッドカウンター エスウッドデスクマット
エスウッドデスク エスウッドパーテーション
エスウッドデスクマット エスウッドデスクマット(特性)
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